三菱グループのお荷物 三菱自動車 (後編)

リコール隠しに 燃費データ捏造

いやはやご苦労様です
としか言いようのない企業体質

そんな中
武田邦彦氏が
15年ほど前に起こった
熊本でのある事件のことを話されてました

三菱自動車が
どれほどバカで不様な企業であるか
一発でわかってしまう内容だったので
文字起こししたいと思います

喋り言葉なので
ところどころ適当に改変したり
私の言葉で説明したりすると思いますが
言わんとする意味に違いはないので
ご了承ください

 

武田邦彦氏のコメント

今からちょうど15年くらい前ですね
有名な三菱自動車パジェロ事件
というのがありまして
これはパジェロだけじゃなくて
10車種くらいインチキしてたわけなんですが
このインチキのね 手口が凄いんですよ
とても大企業とは思えない
小さな会社でもこんなことやりませんよ
キッカケは 熊本での交通事故です
主婦が運転してたんです
坂道で 少し下りの
交差点に1台停まってたんですよ 赤信号で
それに主婦の車がドーンと追突しちゃった
それでその主婦の車は
すぐに三菱の修理工場へ持っていかれました
そこで その修理工場は
ブレーキのミスに気がついたんです
でも 気がついたにもかかわらず
客(主婦)の責任にしてしまおうと
いうことで
単なるブレーキ踏み遅れ事故だとして
三菱が発表しました
ぶつけられた相手はムチウチ状態
ぶつけた主婦も精神的におかしくなってしまった
まさか三菱自動車とあろうものが
嘘ついてるなんて誰も
微塵も考えないわけですよ
ブレーキホースの異常なのに
お客さんの運転ミスへ責任転嫁した

それからしばらく経って
本社ビルが建ったんですよ
10階建てくらいの
そこの7階にね データ室があるの
8階はロッカールームね
その7階にあるデータの内容が
半分くらいインチキなのよ
つまり嘘のデータってこと
例えばブレーキが故障してますよと
パジェロのブレーキはダメですよ
漏れがひどいから とか
そういう表沙汰になると
大変な事になる書類が山ほどあったの
で そういうマル秘書類には
「H」っていうハンコが押してあるの
「秘匿」の「H」ね
で どういうことが行われたかというと
お役人達が検査に入りますって連絡が来ると
その「H」ファイルを
いっぱいみんなが抱えて8階へ上り
ロッカーへ隠す係と
パソコンはパソコンで
「H」画面表示のものと
通常のものと2種類あって
パソコン係はそれを全部切り替えるわけです
役人達が来るまでに
パソコン画面から「H」マークは消えてるし
書類は通常物と差し替えられてるって寸法
ここでいう通常の書類っていうのは
全部作り物なわけ いわば検査日用

ということで 三菱としては
しばらくはうまいことやれてたんだけど
さすがにある日 内部告発があったのね
で バカにされてた役人連中
今度は抜き打ち検査決行です
もちろん今まで見たことなかった
「H」の書類とパソコン画面の嵐に一同呆然
パジェロを筆頭に他の車種も
何らかの欠陥があったことが判明
今まで隠し通してた不正が
一気に明るみに出ることになったんです

私 この事件のこと考えるたびに
首をかしげるんですけど

こういう会社ってあるのか? と
しかもここまでの大企業で

こんな大きな会社で組織的に嘘ついてたら
普通絶対バレるでしょ
というか バレないと考えてること自体が
不思議じゃないですか
例えば私が所長だとしますよね
その私に対して
恨みを持ってる人間がいくらでもいる
ってのが普通じゃないですか
こんなわかりやすい嘘
恨みを抱いた人物によって
一発でアウトです
居酒屋でお気軽に
「H」書類運んだ際に転んだ話とかしてみなさい
隣のテーブルの人が聞き耳立ててないなんて
誰が言えるんですか

実はこの時の不正事件ね
22年間に渡ってやり続けられてたんです
逆に 22年間バレなかったのは奇跡です
当時の社長も有罪判決を受け
さすがに倒産だろ
ということになったんですが
グルーブの力が強いからか
なんとか持ちました

こんな大きな失態やらかしたんだから
今後は反省して立ち直ってくれるだろうと
思ってたんですよ

でも そうはならなかった

会社の体質というものは
例えば日産がゴーン氏を迎えたような
大手術でもしない限り
そう簡単には修正されないんですね

今回の燃費データ改ざん事件
社長は
「断腸の思いです」
なんて言ってますけど
これも全部ウソですから
社長だけじゃなく
本社の全員が知ってるんです実は

1960年代後半
「フォード・ピント事件」
という出来事がありました
当時のフォード自動車が
軽量廉価のサブコンパクト車「ピント」
を設計したんです
日本製の小型車との競争もあって
通常3年半かかるのを2年で生産に持ち込んだ
ただ 焦りが裏目に出て
新基準に合格しないことが発覚
ガソリンタンクを後部車軸とバンパーの間とした
スタイル優先が凶と出た
つまり
新たな基準となった時速32㎞での後部への衝撃試験
これによってタンクが前方へ動くと
その先にあるボルトがタンクを刺し通してしまい
車体が炎上してしまうという結果が
何度となく繰り返されてしまったんです
タンクにゴムシートを装着したり
タンクの位置をズラしてみたりした結果
見事試験に合格
でも フォードの重役会は討議に入ります
今からこの形状へ改善するには
1台あたり(当時の貨幣価値で)11ドルが
必要だったんですね
総額日本円で130億です(1250万台分)
でも
死傷者の出る火災180件×
(死亡による損失20万$/件+
負傷による損失67千$/件)+
車両炎上2100台×車両損失700$
=約64億円
ということで2つを天秤に乗せた結果

人が死ぬ方 を選択したわけです

フォード社は実際に
「ピント」を危険な状態のまま売り続けました
そして予定通り事故が起こり 人も死にました
その裁判中 ある退職技術者が
フォードの重役会の真実を暴露したんです
賠償額はもちろん
130億円なんて生半可な額では済まなくなった
という事件です

この事件をキッカケにして
世界の自動車会社の悪しき体質は
一気に改善されたんです
お金と人の命を天秤にかけるなんてという
反倫理的な行為の撲滅ですね

ただ唯一
体質が昔のまま変わらなかったのが
三菱自動車だった
ということです

 

以上が 武田邦彦氏のコメントです

乗りようによったら
殺人マシーンにも変わる車を
こんな会社が販売してることを考えると
ガチで寒気がしてきませんか?

お客様である主婦の責任にして
どうにかなるとでも思っていた体質

今回は単に燃費をごまかしただけで
済んでますが
この会社 倒産を免れて
またやり直すなんてことになったら
今度はこんなカワイイ不正では
きっと済みませんよ

何しろ客を犯人に仕立て上げた実績を
お持ちですし
能力のない社長と副社長の
万年売り上げビリケツのツートップです

「知りませんでした」
「悪いのは私じゃない」

で時間稼ぎされますから

三菱グループにとってのお荷物はまず
このお二人なのです

 

(前編)はこちら ←クリックしてね

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です